株式会社新井商店|古紙の集荷・販売|産業廃棄物|収集運搬業|産業廃棄物処理業|新井商店グループ|東京都台東区
株式会社新井商店(以下:弊社)は、この度初めてのCSRレポートを発行する運びとなりました。
弊社は創業以来、「お客様」「地域社会」の皆様と共に発展することを目指し、事業活動に取り組んでまいりました。
近年企業を取り巻く社会課題が多様化し、企業の社会的責任がより一層重要となる中、当社のこれまでの取り組みを改めて見直し、透明性の高い情報開示を行うことが不可欠であると認識いたしました。
本レポートでは、弊社の経営理念に基づき、以下の項目を中心に
ステークホルダーの皆様への説明責任を果たすべく、情報を開示いたします。
・ガバナンス: 財務状況、雇用状況等、健全な企業統治のための体制
・社会への貢献: 地域社会との共生、社会課題解決に向けた取り組み
・環境への取り組み: 地球環境の保全に貢献するための具体的な活動内容
このレポートを通じ、弊社と関わる、また関わろうとしてくださるすべての皆様との対話を深め、より信頼される企業となるよう、継続的な改善に努めてまいります。
経営戦略本部 サステナビリティ部部長
新井商店グループ74期からの経営方針で弊社代表が【SDGsに取り組む】と明記した事で、グループ全体で使命を持って取り組む事が基本方針となりました。
我々リサイクル業界でもSDGsのマークを掲げた企業は多数ありますが、真剣に環境問題に取り組んでいる企業はまだまだ少なく、我々も何か行動に移せないかと思い2022年より地元の千葉県千葉市のボランティア団体と市民の方々とともに千葉市美浜区豊砂にある浜辺のビーチクリーン活動に毎月参加しております。
弊社の事業活動で、ペットボトルやプラスチックのリサイクルを行っている強みを生かしビーチクリーン活動で集められた海洋ペットボトルを再資源化しサングラスなどの新しい製品に生まれ変わらせるプロジェクトにも参加しました。
今回のCSRレポートのように我々の活動が外部にも積極的に発信される事で、ステークホルダーの皆様にも広く認知されサステナビリティ活動の輪が広がることが期待されます。
グループ社員の参画は勿論ですが取引先や関係各所ともコラボしながら、持続可能な新しい取組みにチャレンジしていきたいと思います。
経営戦略本部 企画部部長
そもそもの当社の事業が、SDGsに取り組んでいたんだと再認識しました。自身の行動も含め、広く他への発信をするようになりました。
当社の古紙リサイクル事業はもちろんですが、特にグリーンぱんだ事業は一般の方に向けた取り組みとして大きく影響してると実感しています。
直近で再開(一部)した古着の回収も、リユースという目線で再利用することで、SDGsに参加する意識を持たせることが可能と考えています。
企業としても、トレースを管理できる企業との取引が大切だと思います。
統括本部 回収推進部部長
SDGs17の目標に、自分、会社がどう関わっているか、どう関われるか、どう関わるべきかという意識が強まり、広域で活動を広げるよりも、確実に関われる地域の方との交流、ゴミに関するコミュニティでの交流に参加するようになりました。
「資源」というフレーズからサーキュラーエコノミーに目が行き、活動する過程や、事務所の廃棄物、プラスチック(PP,PS,PE等)等をいかに循環させるかということに興味が湧きました。
また、あだちSDG’sパートナー企業登録をすることを会社に提案。登録以降も会社代表として足立区のSDGs推進課主催の交流イベントに参加、当社構内見学イベントの窓口をするようになりました。
統括本部 回収推進部 ドライバー
日々の生活で改めてSDGs達成に向けての取り組みについて考えました。
例えば節電や節水を行うことや、マイバッグを持参して不要な袋を使用しないようにするなど簡単なことですがそういったことを心がけるようになったきっかけの1年でした。
綾瀬営業所 事務 兼 新卒採用チーム 新卒入社2年目
仕事とプライベートの2つの側面で考え直しました。
仕事では、まず当社が「SDGs未来都市」に認定された足立区の「あだちSDGsパートナー」に登録して以降、ぐるぐる博開催に向けたプロジェクトメンバーに選んでいただきました。それを機に何度も他の企業の方々も交えて打合せを行うなど、積極的な参加を試みました。
プライベートではペットボトルの分別を徹底できました。これまでラベルやキャップなどの分別はしたりしなかったり…でしたが、必ず分別するという意識、またそれを友人にも共有しました。
ジェンダーの観点では「男性」だからこうあるべき、「女性」だからこうあるべきというような考えを除き、いろいろな可能性を広げるような発言を心がけました。
2024年6月6日あだちSDGsパートナーに登録いたしました。
地域の皆様に対し改めて弊社の事業活動を
誠意を持ってお示しするきっかけとなりました。
これを機にパートナー会員様同士での交流、イベント企画も増え
より一層地域社会に根付く会社を目指す活動が行えました。
2024年11月24日(日)都立東綾瀬公園ハト広場にてぐるぐる博inアヤセ(良人良店、集結。)に「ゴミステーション」として出展いたしました。
リサイクル及び環境意識の啓発とともに、地域の方とのコミュニケーションを図れ、おかげさまで大盛況で幕を閉じました。
分別意識の啓発を通じてイベント参加者(地域の方)とコミュニケーションを図りたいと考え、楽しい仕掛けを用いたごみ箱を制作し、ステーション運営を行いました。
色や表記・ナッジ(さりげない後押し)を取り入れ、「分別する時、した後」に楽しくなるデザインを設計しました。
今まで焼却ゴミ扱いとなっていた紙コップとペットボトルキャップを資源として確保しました。これらの資源は弊社グループ会社であるリソースガイア株式会社に運び込まれ、適切に洗浄、破砕(キャップ)、加工されたあとそれぞれの販売先にて家庭紙やフレコンバッグに再生されました。
未来を担う小さな子どもたちにリサイクルの大切さを感じていただくため4歳から5歳を対象とした社内見学を実施しました。
弊社綾瀬営業所構内にて安全を第一に考慮しながら普段見ることのできない圧倒的なスケールを目で見て感じていただきました。
子どもたちがわくわくしながら古紙リサイクルの仕組みやその重要性に触れ、「紙は資源である」という知識や感性を、少しでも育める機会を提供することとしました。
古紙を種類ごとに入れた箱を用意し、それそれが何に再生するのか質問形式で説明しました。資料も紙芝居形式で作成し分かりやすくしました。
禁忌品(リサイクル不可のもの)を取り除いていない古紙の置き場にご案内し、実際に子どもたちに「紙」と「紙ではないもの」を触っていただきました。選別の大切さを肌で感じてもらいました。
Q. なんで使った紙をまた使わなきゃいけないの?
A. 紙を全部木から作ると、将来森がなくなって砂漠になってしまうかもしれないよね!
足立区五反野幼稚園様に再生紙で作られたトイレットペーパー1000個を寄付いたしました。
子どもたちに無駄なく使っていただくよう弊社社長より「物を大事に使う大切さ」についてお話させていただきました。
株式会社新井商店は 令和6年11月1日
千葉県松戸市と「災害時等における物資の供給に関する協定」を締結いたしました。
この協定に基づき、災害発生時には段ボールベッドや
トイレットペーパー等の物資を迅速に供給し、
市民の皆様の安心・安全に貢献できるよう努めてまいります。
千葉県立特別支援学校流山高等学園の学生さん方の実習先として、弊社綾瀬営業所が受入いたしました。当営業所では初の試みとなりました。実習では、古紙の選別作業を中心に、学生の特性に合わせた丁寧な指導のもと学んでいただきました。
また、2025年4月1日より1名の入社が決定しており、綾瀬営業所での高卒新卒者の雇用は初のケースとなります。これを機にさらに様々な雇用スタイルを展開し、誰もが活躍できるインクルーシブな社会の実現に貢献していきます。
弊社は千葉県松戸市のSDGs宣言登録制度
「まつどSDGsキャラバンメンバーシップ制度」に参加しています。
松戸市には弊社松戸営業所、グループ会社であるリソースガイア株式会社本社が所在しています。
これからも松戸市とともにSDGsの達成に向け活動を進めてまいります。
千葉県千葉市美浜区豊砂にある「豊砂の浜」にて実施されている
「幕張豊砂ビーチクリーン活動」に2022年から毎月継続して参加しています。
漂流ゴミのうちリサイクル可能なペットボトルはグループ会社リソースガイア㈱にて洗浄・分別・破砕・加工を経て販売し、販売先にて卵パックやゼッケン、フレコンバッグ等に生まれ変わっています。
浦和営業所では毎月営業所独自の施策として、
営業所周辺の環境美化活動に努めています。
毎月10kgほどのごみを回収しています。
松戸営業所・成田営業所の合同企画として、千葉県富里市内の小学校で「地球環境問題とリサイクル」をテーマとした環境教育を実施しています。
一人ひとりが環境への関心を持っていただき、故郷をいつまでも美しく保とうとする意識を芽生えさせることを目的としました。
弊社が実施した社会貢献活動はSDGsの項目のうち以下に該当すると考えています。
03-3605-7031
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